下手くそすぎるバンド、ギタリスト、ベーシスト、ドラマー6選
今回は下手くそすぎるバンド、ギタリスト、ベーシスト、ドラマーを紹介させていただきます。
キースリチャーズ - The Rolling Stones
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キースリチャーズのギタープレイ
- ギター歴64年なのに下手くそすぎる
- 独特のリズム感(悪い意味で)
ロック界を代表するストーンズのレジェンドギタリストなんですが、演奏が下手くそということでも有名です。
13歳からギターを弾き始めて2021年現在、77歳のキースおじいちゃん、つまりギター歴64年のとんでもない歴を持つギタリストなんですが一向に上手くならない。
ストローク一つにしてもリズムはずれずれです。
そんなキースですが、逆に彼のプレイを完璧にコピーするのはかなり難しいです。
しかしもリズムがズレまくっているのは間違い無いのですが、バンドのパフォーマンスを通してそのズレが心地よくストーンズという大きな器に綺麗に収まり切っているんです。
そんな絶妙なプレイができるのは世界でも彼だけであり、そのプレイが多くの人を惹きつけるキースの魅力の一つなのでは無いでしょうか。
カートコバーン - Nirvana
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カートコバーンのギタープレイ
- 下手というよりやる気がない
- 超絶プレイをして欲しくないギタリスト
ニルヴァーナのカートコバーンのギターを下手くそだという人は非常に多いが実際はそこまで下手くそではありません。
グランジはパンクの派生なので、ギターソロらしいものが少ないのは仕方がないことですが、一応ギターソロが存在する曲では歌詞メロディを弾くだけや、適当に弾きまくってノイズを出すだけなど、そもそもギターソロを作る気は全くなさそうです。
カートはもともとドラマーだったこともり、リズム感はなかなかのものでありよく見ると難しいリフを弾きながら歌っていたり決して下手くそじゃないです。
逆に超絶ソロを曲にぶち込んでしまうと成立しないジャンルでもありますし、彼にテクニカルなギタープレイは必要ないですよね。
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シドヴィシャス - Sex Pistols
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シドヴィシャスのベースプレイ
- 擁護しようがない下手くそ
- ベースが弾けないは嘘でちょっと弾ける
- ベースの弦が3本切れてる状態でステージへ
セックスピストルズのシドヴィシャスは擁護しようがない下手くそベーシストです。
そもそも彼がバンドに加入したときに、彼はベースを弾いたことがなかったそうです。この時点で意味がわからないのですが、ベースを弾けなくてもバンドに加入できるカリスマ性があったということでしょう。
バンド加入後、流石にベーシストが全くベースを弾けないのはまずいということで、練習に励んでいたそうですが、その後、ドラッグに溺れてしまいベースは上達しないままでした。
彼の有名な逸話としてベースの弦が3本切れている状態(ベースの弦は全部で4本)でステージに立ち、プレイしてたそうです。
よくシドはベースを弾けないなどという話を耳にしますが、これは嘘で「ちょっとだけ」ベースを弾くことができます。
ちょっとだけベースが弾けるだけでパンクの象徴まで駆け上がったシドって本当にすごいです。
トニー・マッキャロル - Oasis
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トニーマッキャロルのドラムプレイ
- 日によってリズムが全然違う
- 圧倒的おかずのしょぼさ
- 下手すぎてメンバーからいじめられる
オアシスの初代ドラマーのトニーマッキャロルも下手くそということかなり有名です。
彼の下手ポイントといえば、何と言ってもライブごとに曲のリズムが全く違っている点です。ご存知の通り、ドラムとはバンドのリズムを司るパートでベースに並んで大切なパートなのですが、曲のリズムが日替わり形式となってしまっているのです。
そして、曲のパートごとに入れるつなぎをオカズと言うのですが、そのオカズのバリエーションが少ないししょぼいんです。
下手くそすぎてメンバーからいじめを受けてしまいます。
有名なエピソードとして
ベースのギクシーがトニーに対してギグジー「ナイフでお前のはらわたを突き刺してやる」 と言われたことをギターのノエルに相談すると「安心しろ。俺が先に刺してやる」 と言われるなど可哀想すぎるエピソードが数多く存在している。
初期オアシスメンバーの中では最もまともであったトニーですが、個性の塊のオアシスに馴染めず演奏も下手でいじめられてしまって最終的にはクビとなってしまいました。
そんなトニーですが初期オアシスの荒々しさには抜群にマッチしており、ファーストアルバムらしいまとまり切っていないグルーヴ感を生んだ功績は間違いなく大きいと思います。
彼らのヒット曲であるLive Foreverではトニーはイジメの一環なのか埋められてしまっています・・・
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The Libertines
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リバティーンズのプレイ
- 脅威のメンバー全員下手くそ
- 下手くそならではのカッコ良さを持つバンド
メンバー全員が一流とは言い難い演奏力のバンド、リバティーンズ。
ライブを見ているとこのまま演奏崩壊してしまうんじゃね?と思うような不安定さを持ちながらもその不安定感がなんとも心地いいバンドです。
上手くてかっこいいバンドは腐るほどいますが、下手くそでかっこいいバンドはかなりレアです。
曲自体もUKらしいポップさをもち、外しまくっているものの逆に再現不可な独特な間を持っています。
The Shaggs(ネタ枠)
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ザシャッグスのプレイ
- 世界一下手くそなバンド
- カートコバーン、フラックザッパに影響を与えたアーティスト
ザシャッグスな世界一下手くそなバンドと呼ばれています。
楽曲を聴いていただけるとわかると思うのですが、リズム、サウンド、メロディ全てにおいて壊滅的です。
演奏というより、楽器を触ったことがない人たちがイメージでひたすら楽器を鳴らしているだけで
インフルエンザで高熱を出してうなされている時に聞こえる幻聴のようなサウンドです。
シャッグス結成秘話なんですが、田舎娘たちが親父より楽器をやるからこれでバンドを組んで「世界を変えろ!」と指示された生まれたようです。
下手くそとかいう次元を超えたバンドなのですが、カートコバーンやフランクザッパに影響を与えたりしている知る人ぞ知るバンドです。
最後に
今回は下手くそすぎるバンド、ギタリスト、ベーシスト、ドラマー6選を紹介させていただきました。
大切なのはどれだけ上手いかではない。どれだけかっこいいかだ!
これは僕の大好きなギタリスト、スラッシュの名言です。
ぶっちゃけ彼はめちゃくちゃギターが上手いので逆に説得力がありませんが、そのとおりだと思います。
リバティーンズ紹介記事の中でも書きましたが
上手くてかっこいいバンドは腐るほどいますが、下手くそでかっこいいバンドはかなりレアです。
この記事は下手くそだと蔑む内容ではなく、下手くそでかっこいいアーティストたちの凄さを理解いただければという内容となっております。
以上、ありがとうございました。