【ランキング】マンチェスター出身のロックバンド、名盤、名曲を紹介!
今回はマンチェスター出身のロックバンド、名盤、名曲について書いていきます。
リアレコの独断と偏見による影響力や知名度をもとにしたランキング形式にて紹介します。
それではいってみましょう!!!
Contents
マンチェスターとは
マンチェスターはイギリス、イングランドの北西部に位置する地方都市です。
マンチェスターで大人になるってことは工場で働くか、サッカー選手やドラッグの売人になるか、ミュージシャンになるかだ。
マンチェスター出身のミュージシャン、ノエルギャラガーの名言です。
この名言がマンチェスターが表しているように、19世紀の産業革命後より工場地帯として栄えてきた都市です。
繊維などの工場等で働いている人が多い関係かマンチェスターはイギリスの他の街と比べて、平均所得が低く生活保護の受給率がイギリス平均の2倍近い数字となっているそうです。
そんな貧しいイメージがある一方で華やかなイメージとしてマンチェスターU、マンチェスターCなどの有名サッカーチームも存在しているのと同時に、多くの世界的ロックバンドを輩出している都市でもあります。
第5位 Buzzcocks
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バズコックスは1976年に結成されたパンクロックバンドです。
同時期にロンドンで誕生したセックスピストルズに猛烈な影響を受けたバンドでマンチェスターにパンク旋風をもたらしました。
1981年に解散してしまったものの、1989年に再結成しメンバーを変えながら現在でも活躍しているレジェンドともいえるバンドです。
セックスピストルズ、ニルヴァーナのような伝説的バンドの前座を務めたこともあります。
日本ではあまり知名度のないバンドですが、今では少ない純度の高いパンクロックを演奏するカッコいいバンドです。
Buzzcocksの名盤、名曲
バズコックスが気になるあなたは、77年から79年に発売されたシングルが収録されている「Singles Going Steady」から聴き始めてください。
ベスト盤ということも相まって全ての楽曲が最高なのですが、 5曲目に収録されている「Ever Fallen In Love」が最高にパンクでかっこいいのでオススメです。
第4位 Joy Division
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ジョイディビジョンは1976年に結成されたポストパンクバンドです。
あまりロックを聞かない人にとっては「これの何がいいの?」と思ってしまうサウンドかも知れませんが絶大な人気を誇っており映画化もされているバンドです。
ジョイディビジョンはボーカルのイアンを中心として活動していたバンドであり、23歳での彼の死をきっかけに解散してしまいます。
物静かな文学青年だった彼は、てんかんを患ったことをきっかけに躁鬱の差が激しい人物となり、障害者雇用担当の公務員として仕事をしている時とステージに立っている彼は全くの別人でした。
そんな彼によって詩的に表現された孤独、絶望は多くの人の心を打ちました。
解散してから40年以上たつバンドですが、今でもカルト的な人気を誇っています。
ちなみにジョイディビジョン解散後、ニューオーダーという名前でイアン抜きのバンドが結成されているのでそちらもオススメです。
Joy Divisionの名盤
彼らの音楽の興味を持ったあなたにはファーストアルバムの「Unknown Pleasures」がおすすめです。
このアルバムに収録されている「Disorder」が特に有名な曲となっているのでぜひ聴いてみてください。
街中を歩いているとたまにこのジャケットのTシャツを着ている人見かけますよね。
第3位 The Smiths
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ザスミスは1982年にマンチェスターで結成されたロックバンドです。
80sのイギリスに住む全て労働者階級者の若者の代弁者として大人気となったバンドです。
ボーカルのモリッシーの痛烈すぎとも言える社会風刺を交えた歌詞が特徴的で、イギリス政府を敵に回すだけでなく、王室制度をディスってしまうような人物です。
そんな皮肉混じりの歌詞だからこそ、政治に対する不満や生活への不安をもった若者たちから圧倒的な支持を得ることができたのでしょう。
1987年にメンバー内の関係の悪化により解散してしまいましたが、4枚のスタジオアルバムを残しており今でも多くのリスナーに愛されています。
The Smithsの名盤、名曲
The Smithsのアルバムは4thアルバムまで全て全て名盤なのですが、最初に聞くのであればセカンドアルバムの「Meat is Murder」がおすすめです。
このアルバムは彼らのアルバムでも唯一UKチャートの1位に輝いた成功を収めており、スミスの中でもかなり聴きやすいアルバムです。
アルバムの1曲目に収録されている「The Headmaster Ritual 」は軽快でポップなメロディで構成されている楽曲なのですが、幼少期にモリッシーがマンチェスターの学校へ通う中で感じた不満を綴っている楽曲です。
ちなみにザスミスに影響を受けまくったバンド、レディオヘッドもこの曲をカバーしています。
第2位 The Stone Roses
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ストーンローゼズは1983年に結成されたマッドチェスターバンドです。
マッドチェスターとは
マンチェスターとマッド(怒り)を組み合わせた造語
ドラッグ文化を反映したサイケデリックサウンドが特徴的なロック
ボーカルのイアン、ギターのジョンスクワイアが中心を担っているバンドでサイケデリックで幻想的なサウンドにより人気に火がついたマッドチェスタームーブメントの中心にいたバンドです。
ファーストアルバムのサイケデリックなサウンドにより爆発的な人気バンドとなった彼らですが、5年の時を経てセカンドアルバムのセカンドカミングが発表されました。
このアルバムはジョンスクイア主体に作られた影響もあり、いきなりレッドツェッペリンのようなうねるギターサウンドが中心のアルバムでした。
マッドチェスターらしいサイケデリックサウンドを望んでいたファンたちは5年も待って全然違うアルバムが出てきたと酷評されました。
正直筆者も初めてセカンドアルバムを聴いた時は「なんじゃこりゃ」と思いましたが、これはこれでアリですよね。
結局そんなこともあり音楽性の違い、人間関係の悪化が原因でジョンが脱退し最終的には解散してしまいます。
たった2枚のアルバムしかリリースしていないのですが、マッドチェスターに続くムーブメントであるブリットポップに与えた影響力は計り知れません。
The Stone Rosesの名盤、名曲
ストーンローゼズは2枚のアルバムしかリリースしていないのですが、最初に聞くのであればファーストアルバムの「The Stone Roses」がおすすめです。
一曲目に収録されている「 I Wanna Be Adored」は彼の楽曲の中でも人気の高い曲です。
彼らを象徴するサイケデリックで幻想的な世界観が多くのファンを虜にしました。
第1位 Oasis
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オアシスは1991年に結成されたロックバンドです。
クセ強めのギャラガー兄弟を中心に活動していたバンドで、2009年に兄弟喧嘩が原因で解散してしまいました。
イギリスを中心に世界中で愛されており日本においても熱狂的ファンがたくさんいるバンドで全世界でのトータルセールスでは7000万枚を記録しています。
オアシスは90年代に起こったブリットポップムーブメントの中心にいたバンドなのですが、同時期に活躍していたブラーという中流階級者中心のメンバーにて結成されたバンドをライバル意識して暴言を吐きまくっていました。
このギャラガー兄弟の暴言が非常に面白く、色んなバンドや有名人をディスりまくることでも有名でした。
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マンチェスターのロックバンドに興味がある人はオアシスを最初に聞くことを強くオススメします。
Oasisの名盤、名曲
オアシスに興味をもったあなたはセカンドアルバムである「(What's the Story) Morning Glory?」を最初に聞きましょう。
90年代を代表する名盤で、全世界で2500万枚以上を売り上げているモンスター級のアルバムです。
どの楽曲も完成度が高く素晴らしいのですが、「 Don't Look Back in Anger」はイギリス国民に国家のように愛されている楽曲で、この曲なしにオアシスを語ることはできません。
まとめ
今回はマンチェスター出身のロックバンドをランキング形式で5組紹介しました。
他にも有名どころで言えばThe 1975がマンチェスター中心に活動していたりしますね。
ただ彼らは出身自体はマンチェスターではないので今回は割愛させていただきました。
先ほども書きましたが、マンチェスター出身のバンドが気になったらオアシスから聴き始めるのがオススメです。
オアシスはストーンローゼズやスミスに影響を受けていますので、時代を遡る形になりますがオアシス→ストーンローゼズ→スミスといったフローで聞いていくのが一番入りやすいかも知れないです。