【入門】ビリージョエルにハマったら読む記事!性格・名盤・代表曲を解説!
今回はニューヨーク発、アダルティーな世界観でカリスマ的人気を誇るピアノマン、ビリージョエルについて解説していきます。
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先に書いておきますが、難しい部分には一切触れません!
鼻くそほじりながら読んでもらっても楽しめる記事となっております。
この記事を読んでいただくと下記のことがわかります。
ポイント
ビリージョエルとは
ビリージョエルの性格
ビリージョエルの名盤
ビリージョエルの代表曲
ビリージョエルとは
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ビリージョエルとは
出生名 ウィリアム・マーティン・ジョエル
生誕 1949年5月9日(72歳)
出身地 アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク市サウス・ブロンクス
ジャンル ポップ・ロック ソフトロック
職業 ミュージシャン シンガーソングライター ピアニスト 作曲家
ニューヨークが誇るカリスマ的人気を誇るピアノマン、ビリージョエル。
彼の楽曲の特徴は色気に満ちたアダルティーかつ都会的なサウンドで70年代後半から90年代後半にかけてヒット曲を連発しました。
Billy Joel - New York State Of Mind
落ち着いた雰囲気のバーのBGMで流れてそうな感じですよね。
タバコを吸いながらイントロを弾くのがカッコ良すぎますよね。
決して個性的な声の持ち主ではないのですが、独特の色気をもった歌声と独創的でカラフルな音色を放つピアノが彼の魅力の一つでしょう。
ビリーの生い立ち
ビリーはユダヤ人であり、家族はユダヤ教ではあるものの彼はユダヤ教には無関心だったそう。
幼少期よりスポーツより音楽に興味があったらしいが、イジメからの自己防衛のためボクシングを習い才能があったらしくアマチュアボクサーとして22勝の戦歴を重ねたらしいが、24回目の試合で鼻の骨を折られ断念した。
14歳になった頃、バーでピアノマンとして働いていたそうだが、そのせいで単位を落としてしまって高校を中退。
「俺はコロンビア大学に行くんじゃなくてコロムビア・レコードへ行くんだから高卒の資格なんか必要ない」
とドヤ顔で言い放ったそうだが、実際にコロンビアレコードと契約したのは流石としか言いようがない。
ビリージョエルの性格
続いて、ビリージョエルの性格について紹介していきます。
心の問題を抱える
ビリージョエルのヒット曲の数々を聴いていただくと納得いただけると思うのですが、彼のメロディ、歌詞はどれも繊細でピュアなものが多いのです。
実際、彼は今でいう“繊細さん”です。
なんとビリーはミリオンヒットのアルバムを出した後には、次のアルバムがヒットしなかったらどうしようと思い憂鬱になってしまうような性格だそうです。
ソロデビューのファーストアルバムでも、所属レコード会社による勝手な判断で録音テープの再生速度を上げられてしまい全く別人のような歌声で発表された不本意な内容の上ヒットにも至らず、人間不信から鬱病が進行し自宅に引き籠りがちになってしまうような繊細な人柄なようです。
こちらが問題のファーストアルバムなのですが、本人が嫌っている理由が分からないほど素晴らしい曲が収録された質の高いアルバムです。
人を信用しやすい
「僕は人を信用しやすいんです。疑うことよりも信頼を取ってしまうんです。そういう性格なんですよ。でもこの歳になってようやく世の中を斜に構えて見るようになりました」
40歳のころのビリーの発言です。
この発言からもわかるように彼は重度のお人好しで他人を信用しやすく何度も騙された経験があるそうです。
大ヒット曲を何曲も作り出しとんでもない金を稼いでいるはずの彼が、1980年代にはなんとお金に困っていたそうです。
純粋でまっすぐ
こちらはビリージョエルのことをよく知らない人でも曲を聞けば納得するでしょう。
まっすぐな人間性によって生まれる、純度100%のピュアな歌詞、メロディだからこそ多くの人に愛される楽曲を生み出すことができるのでしょう。
数ある名曲の中でも、最も評価されている一曲である「Just Way You Are(素顔のままで)」の歌詞が非常にまっすぐで純粋で素晴らしいです。
Billy Joel - Just the Way You Are
Don’t go trying some new fashion
最近の流行なんておさえなくていい
Don’t change the color of your hair
髪の色も変えないで
You always have my unspoken passion
声にならないほどの情熱を君に抱いてるよ
Although I might not seem to care
そんな風に見えないかもしれないけどね
ビリージョエルの名盤
ビリージョエルのリリースアルバム
コールド・スプリング・ハーバー〜ピアノの詩人 - Cold Spring Harbor(1971年)
ピアノ・マン - Piano Man(1973年)
ストリートライフ・セレナーデ - Streetlife Serenade(1974年)
ニューヨーク物語 - Turnstiles(1976年)
ストレンジャー - The Stranger(1977年)
ニューヨーク52番街 - 52nd Street(1978年)
グラス・ハウス - Glass Houses(1980年)
ナイロン・カーテン - The Nylon Curtain(1982年)
イノセント・マン - An Innocent Man(1983年)
ザ・ブリッジ - The Bridge(1986年)
ストーム・フロント - Storm Front(1989年)
リヴァー・オブ・ドリームス - River of Dreams(1993年)
ファンタジー&デリュージョン - Fantasies & Delusions(2001年)
合計13枚のアルバムを世に送り出しているビリージョエルですが、色字になっているアルバムは名盤とされる5枚なので必ず聞いた方がいいです。
かと言っても、いきなり5枚も聞くのはハードルが高いので入門に間違いないアルバムを1枚紹介します。
ストレンジャー - The Stranger
ストレンジャー - The Stranger
1.Movin' Out (Anthony's Song)
2.The Stranger
3.Just the Way You Are
4.Scenes from an Italian Restaurant
5.Vienna
6.Only the Good Die Young
7.She's Always a Woman
8.Get It Right the First Time
9.Everybody Has a Dream
『ストレンジャー - The Stranger』は1977年にリリースされました。
過去の4作でもそこそこの成功を収めていた彼にとって、全米アルバムチャートにて最高2位に輝き自身最大の1000万枚を売り上げた超絶名盤となっております。
2.The Stranger
アルバムの2曲目に収録されています。
個人的な話ですが、僕がビリージョエルにハマるきっかけとなった曲です。
ピアノ→口笛→全楽器
のイントロが渋すぎますよね。
日本で大ヒットしたこともあり、日本でライブが行われる時は必ず演奏される曲で、日本独自の演出となっているそうです。
3.Just the Way You Are
最初にも紹介させていただきましたがもう一度少し詳し目に紹介します。
当時の奥さんのエリザベスに贈られた一曲となっており、ボサノヴァのリズムが取り入れられております。
こんな素晴らしい曲を贈られた元奥さんは幸せそのものでしょう。
ビルボード誌のシングル・チャートで、ビリーにとって初のトップ10入りを果たした曲で、最高位では3位まで達しただけでなく
同誌のアダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位を獲得し、その後、グラミー賞最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞の2部門を受賞した実績を持つ名曲です。
7.She's Always a Woman
こちらの曲も元嫁のエリザベスに捧げた曲となっております。
エリザベスはかなり気の強い女性だったそうなんですが、そんなエリザベスのことを「彼女はいつだって女性だ」と歌っている曲です。
最後に
ビリージョエル少し知ってるけど、あまり詳しくないよ!といった方々がビリージョエルにどっぷりハマるきっかけになってくれればと思いこの記事を書かせていただきました。
他にも洋楽ロックを中心に、色んな記事を書いております。ぜひ、他の記事も見ていってくださいね。