リアレコ筆者のリアムです。
音楽とドラッグは切っても切り離せない縁があるのですが、そんな音楽の中でもロックミュージックとドラッグの関わりは他ジャンルに比べて深いものがあります。
今回は、ドラッグにどっぷり浸かったお薬大好きロックスターを紹介させていただきます。
ドラッグにどっぷり浸かった有名ロックミュージシャンとエピソード
この記事を読んでいただくとこんなことがわかります。
ポイント
・ドラッグ大好きロックスター、アーティスト
・なぜロックバンドはお薬が好きなのか?
・最近のドラッグ事情について思うこと
ドラッグ大好きロックスター
今回はドラッグ大好きロックバンドを紹介させていただくのですが・・・
そもそもドラッグを使用していた・しているロックスターが多すぎる!!!
僕の聴いているバンドのほとんどが、お薬が大好きで逆にお薬をやっていないバンドを探すのが難しいです。
しかし、それではただの人物紹介になってしまうので今回はドラッグにまつわるエピソードが印象的なロックスターを紹介していきます!
一応、言っておきますが・・・ドラッグは・・・ダメ絶対!
Mötley Crüe - Nikki Sixx
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お薬大好きロックスターといえばモトリークルーのバンドリーダーのニッキーシックスを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
彼の異名は「ロック界の反逆児」であり、数々のドラッグやアルコール依存によるトラブル、事件事故、ゴシップを生み出した永遠の不良少年です。
ドラッグエピソード
・10代でお薬を売るため学校から薬剤を盗む
・1987年にヘロインの過剰摂取で生死を彷徨い、幽体離脱を経験
ニッキーの印象的なエピソードといえば、10代のころからドラッグを売るために学校から薬剤を盗んでいたらしい・・・
1987年には友人とパーティー中にヘロインを過剰摂取していしまい、2分間の心停止を経験しその時、臨死状態で幽体離脱を体験したことも明かしています。
これを機にニッキーはドラッグから身を引き、現在は62歳だが60歳にして再婚した妻が子供を出産しふたたぶパパになりました。
俺にとって父親業は人生最大の喜びと言える。
このような発言するほど、子供たちを溺愛するいいパパとなっているようです。
ちなみにネットフリックスで公開されているニッキーシックスの自伝を元に作られた映画があるのですが、まさに破天荒バンドといった感じでめちゃくちゃ面白い。おすすめです!
Aerosmith - Steven Tyler
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エアロスミスのフロントマン、スティーブンタイラー。
派手派手しいステージ衣装とマイクに巻きつけたスカーフがトレードマークで、初期にはジャックダニエルの酒瓶を持って登場していました。
そんなスティーブンタイラーですが、そのイメージ通り過去にはドラッグにどっぷりでした。
ドラッグエピソード
・今までにドラッグに使った総額16億円
・ステージ上にドラッグを隠し演奏中に摂取
・ドラッグは一瞬だが、音楽は永遠
彼が執筆した自伝に書かれている情報では、今までにドラッグに使った費用総額は約2000万ドルで日本円で16億円くらいらしい。
逆に16億円分ものドラッグを摂取し、よく生きてこられたなと思いますが、当然何度も何度もリハビリを経験した模様。
なお、ステージに上がる際も常にラリっていてドラムヘッドにドラッグを隠しておいてパフォーマンス中にも摂取していたそうです。
1970年後半から1980年代半ばまで、ドラッグに手を出し過ぎた影響のせいや人間関係の問題により人気が低迷しましたが、RUN DMCにカバーされたWalk This Wayで見事復活。
その後、またドラッグに染まり入院したり・・・を繰り返したスティーブンタイラーですが
ドラッグは一瞬だが、音楽は永遠
という名言を発しています。
72歳の現在では流石に「ドラッグは家族、ペットたち、ガールフレンド、自分の大切なもの全てを壊してしまうからね。」という発言からもわかるようにドラッグはやっていないそうです。
Noel Gallagher
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元オアシスで現在ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ名義でソロ活動を行っているノエルギャラガーもかつてはお薬大好きとして知られていました。
弟のリアムギャラガーもお薬大好きとして有名でしたが、エピソード的には兄貴のノエルギャラガーの方が好きなので、紹介していきます。
ドラッグエピソード
・もしドラック摂取がオリンピック競技だったら、俺は英国のために金メダルを腐るほど取れただろうな
・ドラッグなんて朝起きて紅茶を飲むようなもの。
・ドラッグにて名曲量産
本人曰くひどいパニック発作があり1998年以降に元妻と1ヶ月のタイ旅行に行ってからはドラッグを完全に絶っているとのこと。
しかし、それまでの彼のドラッグ事情はひどいもので
「もしドラック摂取がオリンピック競技だったら、俺は英国のために金メダルを腐るほど取れただろうな」
「ドラッグなんて朝起きて紅茶を飲むようなもの」
などの今なら炎上必須の名言を・暴言を残しています。
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さらに初期のオアシスの楽曲の多くはラリっている時に書かれたものが多く、デビューシングルの「Supersonic」についても、ファンから歌詞に共感できたと言われたことについて、「ラリって数時間で書き上げた歌詞なのにな。」と発言したりしている。
Red Hot Chili Peppers - Anthony Kiedis
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レッチリのフロントマン、アンソニー・キーディス。
バンドの中心人物である、彼ですが無類のドラッグ好きとして有名でした。
というよりドラムを除くバンドのメンバー全員がドラッグに染まっているイメージですがアンソニーのエピソードが特に印象的で面白いです。
ドラッグエピソード
・父親はドラッグディーラー
・親父の勧めで幼少期よりドラッグ摂取
彼がドラッグに浸ってしまった原因はなんといっても父親のブラッキー・ダメットの影響によるものです。
ダメットは俳優だったんですが、本業で食い詰まるとハリウッド俳優に対してドラッグを販売しいていたそう。
そんな影響もあり、アントニーは12歳にして父親に勧められてマリファナを始める。
そしてそこからLSD、コカイン、ヘロインと色んなヤクに依存していったそうです。
Sex Pistols - Sid Vicious
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ロック史においてトップレベルの破天荒ロックスターであるシドヴィシャス。
21歳という若さでこの世を去った彼もまた、そりゃ早死にするわ・・・といったようなドラッグ事情を抱えていました。
ドラッグエピソード
・トイレの水でドラッグを静脈へ注射
・注射の回し打ちのしすぎで肝炎に
・ヘロインの過剰摂取で死亡
正直、彼に勝るドラッグエピソードを持っているロックスターは少ないはずです。
ラモーンズのベース、ディーディーラモーンの前でトイレの水を溶いたドラッグを注射し、ラモーンでさえも「普通、沸騰させた水を使うだろ!」と唖然としたエピソードが有名です。
さらには、注射の回し打ちの常習犯でそのせいで肝炎になってしまったり・・・
最終的には、ご存知の通りヘロインの過剰摂取でこの世を去ってしまいました。
The Rolling Stones - Keith Richards
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当時、不良の音楽であったロックンロールバンドの中でも圧倒的に悪かったローリングストーンズ。
中でも最も不良なイメージが強いキースリチャーズの私生活はそのイメージ通りドラッグづくめだったそうです。
ドラッグのイメージで10年にも渡り「次に最も早くドラッグで死にそうなロック・スター」と呼ばれていたそうです。
ドラッグエピソード
・全身の血を全て入れ替え
・父親の遺灰をコカインと混ぜて吸う
「全身の血を全て入れ替えた」
これはロック界で最も有名な都市伝説の一つです。
「どうやってドラッグを断ったのか?」の質問に「血液を入れ替えたんだ」と回答し世間を賑わせたのですが、この発言は嘘だったと本人が弁解しています。
しかし、血液交換の事実を認める証言が数多くの残っており多く未だ真相は謎のまま。
また、これと同様に
「父親の遺灰をコカインと混ぜて吸った」
という発言もあったがこれは流石にジョークだった模様。
なぜロックスターはお薬が好きなのか?
なぜロックスターはドラッグにハマってしまうのでしょうか?
今回はなぜロックスターはドラッグが好きなのかを考察してみました。
人知を超えた音楽を作り出す力
サイケデリック・ロックというジャンルを知っていますか?
通称、サイケとも言われるこのジャンルはドラッグと強く結びついてる音楽ジャンルです。
LSDなどのドラッグにより完全にトリップしてしまった状態で作られる、独特な世界観を持つ人知を超えた音楽がサイケロックであり、多くのバンドがお薬の力により名曲を生み出しております。
超有名どころではビートルズの名曲たちの多くもドラッグにより生み出されております。
Revolverに収録されているTomorrow Never Knowsは幻覚剤について書かれた本をジョンレノンの解釈によって曲に書き起こしたものです。
この曲はまさに人知を超越している「まともだったら作れない曲」ですよね。
このようなドラッグソングは、ビートルズを除く多くのバンドに存在しておりドラッグより生み出された名曲たちがこの世には数え切れないほど存在しています。
つまり、ドラッグには人知を超えた音楽を作り出す力が存在するのです。
ロックスターたちのプレッシャー
何千人、何万人という人たちの前で演奏するロックスターたち。
多くの人たちはそんな彼らを無痛者と思っているかもしれないが、当然プレッシャーはあるはず。
例えば、ビリージョエルはヒットアルバムを出した後は、次にもヒットアルバムを出せるのだろうかなどいった不安に襲われ鬱状態になってまったり、ロックスターとはいえ無痛者ではないのでプレッシャーを感じるのです。
そんな実は繊細なロックスターたちにとってドラッグはカッコウの逃げ道なのではないでしょうか?
最近のドラッグ事情について思うこと
ダメ。ゼッタイ。
ドラッグは絶対にダメです。
誰がなんと言っても絶対ダメですよ。
しかし、最近のドラッグ事情について思うことがあります。
それは2019年にコカインの摂取によってピエール瀧が逮捕された時なのですが、iTunesを含めた多くのサブスクで電気グルーヴの楽曲がダウンロードできなくなってしまったのです・・・(現在はダウンロード可能)
そんなん言ったら、ほとんど洋楽ロックの楽曲ダウンロードできへんやん・・・
ドラッグは悪ですけど、生まれた楽曲を消してしまうのは・・・間違っている!
それなら、お茶の間でテレビをみている時よく流れるビートルズやガンズアンドローゼズ、ニルバーナなんてもってのほか、使ってはいけないはずですよね?
ドラッグは悪いけど楽曲に罪はないでしょ。
最後に
今回はドラッグにどっぷり浸かった有名ロックミュージシャンとエピソード
最初にも書きましたが、ドラッグ大好きロックスターなんて腐るほどいます・・・笑
その中でも今回は印象的なスターたちを紹介させてもらったのですが、皆さんにとって印象的なドラッグ好きロックスターは誰でしょうか?
面白いエピソード等あったらぜひ教えて欲しいです!
ここまで読んでいただきありがとうございます。