1960年代の『本物』ロックスターをランキング形式で紹介
この記事を読んだらこんなことがわかります。
ポイント
1960年という時代
1960年代を代表するロックスター5名
1960年代という時代
1960年代は科学技術の進歩とともに、多くの先進国が経済的成長を果たした時代です。
また、今までに培われた価値観が大きく変化した時代でもあり、機械化などの物質的な進化に反発する若者たち「ヒッピー」による精神的価値観を持った世界が誕生しました。
これは60年代のロックミュージックにとっては、切り離せない重要な要素となっており、この頃からドラッグによって生み出されるサイケデリックでスピリチュアルな楽曲が登場してきます。
1960年代の出来事
・世界初の高速鉄道、東海道新幹線開業
・東南アジア諸国連合(ASEAN)結成
・ アポロ11号が人類初の月面着陸
・アジア初 東京オリンピック開幕
・ヒッピー族の誕生
1960年代のロックスター ランキングベスト5
今回のランキングを選出するにあたって重視したポイントはこちらです。
選出のポイント
①人を魅了するカリスマ性
②その後のアーティストへの影響力
③音楽的革新性
上記はどれも数値化しにくいので個人的見解が入りまくりなのですが、なるべく多くの人に納得していただけるランキングになるよう考えまくりました。
第5位 Janis Joplin (ジャニス・ジョプリン)
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ジャニスはアメリカ、テキサス州出身のシンガーです。
自身のコンプレックスを音楽に乗せて、張り裂けるような声で歌う彼女は間違いなく60年代を代表するレジェンドの一人です。
彼女は最終的に、ヘロインの過剰摂取によりアルバム、パールの収録を終えることができず27歳という若さでこの世を去ってしまいます。
第4位 Jim Morrison (ジムモリソン)
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ジムモリソンはドアーズのシンガーとして、詩人として多くの伝説を残したミュージシャンです。
大の読書家であった彼の手がけた楽曲の多くは、哲学的、詩的であり多くのファンを虜にしました。
そんなジムモリソンですが、ジャニス同様、薬物の過剰摂取により27クラブの仲間入りをしてしまいます。
27クラブとは
『The 27 Club』とは27歳で死亡したスターたちをまとめたグループのこと。ドラッグ、殺人、自殺など死亡の理由は多岐にわたるが暴力的なものが多い。
第3位 Brian Jones (ブライアン・ジョーンズ)
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ローリングストーンズを代表するメンバーといえば、ミックジャガー、キースリチャーズを思い浮かべる人も多いでしょう。
しかしながら、60年代のスターという点において選出するのであれば間違いなくブライアンジョーンズでしょう。
彼は初期のストーンズのリーダーを務めており、ギタリストとしてギターをプレイするだけではなく、その他にもクラリネット、トロンボーンなど20種類以上の楽器をこなす天才的とも言える才能の持ち主でした。
そんなブライアンですが、残念ながら27歳という若さでこの世を去ってしまい27クラブの仲間入りとなってしまいました。
死因はドラッグとアルコールの影響によるプールでの溺死となってはいるものの、本当は殺害されたなどさまざまな説が今でも議論されています。
第2位 John Lennon (ジョンレノン)
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おそらく彼を知らない人の方が少ないであろう有名人、ジョンレノン。
その爆発的人気より
僕たちはキリストより人気がある
という発言をしたことにより今でいう大炎上したジョンレノンですが、彼がこの世を去って40年以上たった今でもラブアンドピースのアイコンとして現在でもカルト的人気を誇っています。
今回は1960年代のロックスターとして紹介していますが、彼がソロアーティストに転身して、この世を去る1980年までずっと音楽の最前線を走り続けた人物です。
しかしながら、今回はビートルズとして活躍した60年代を軸に考え彼を選出しております。
多くの人が持つジョンのイメージとして、『聖人のような平和主義者』と思われがちですが、若い頃の彼は乱暴者で、学生時代はどちらかというといじめる側の人間だったそうです。
彼が暴力的とも言える人間だったのは、幼少期の複雑な家庭環境にありました。
家庭環境についてはかなり複雑なので省略しますが、そんな寂しさ、辛さを誤魔化すためにロックンロールに没頭し、真の愛に目覚めて平和について説きはじめた人物です。
彼の凄さは何と言っても、さまざまな新しいジャンル、メロディをこの世に生み出した天才的センスの持ち主である点です。
ビートルズなしでは今の音楽は存在しなかったとよく言いますが、そのビートルズはジョンレノンなくしては誕生しなかったのです。
第一位 Jimi Hendrix (ジミ・ヘンドリックス)
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栄光の第一位として選出した60年代を代表するロックスターはジミヘンです。
ジミヘンの凄さはなんといっても『神』と形容されるほど、天才的センスを持ったギタリストsである点です。
その凄さは三代ギタリストと呼ばれるジミーペイジ、エリッククラプトン、ジェフベックをも凌ぐ実力です。
その他で、他のギタリストを一括りにしてしまうと怒られそうですけど、細かく書いてしまうとキリがないので割愛させていただきました。
つまりギタリストとしてナンバーワンのカリスマ性、影響力、革新性を持っています。
彼のギタリストとしての魅力を示す証拠として
ポイント
「ローリング・ストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」第1位
「HR/HM系ミュージシャンが選ぶギタリスト・ランキング」第1位
「ギター・マガジンが選ぶ! 史上最も偉大なギタリスト100人」第1位
と多くの音楽雑誌にて第一位に輝いております。
わずか4年ほどの活動期間しかないことを考えると、彼の凄さがなおよくわかります。
ロックの全てのジャンルで彼に影響を受けていないギタリストはいないといっても過言でないほど、彼はギタリストとして必要な要素を全て持っていました。
そんな彼も27歳という若さでドラッグの過剰摂取によりこの世を去ってしまいました。
ジミヘンがもし今、生きていたらどんな音楽をやっていたのでしょうか。
あとがき
今回は1960年代の『本物』ロックスターをランキング形式で5名紹介しました。
ほとんどが27クラブからの選出となってしまいましたが、皆さんの予想していた人物はランクインしていたでしょうか?
あくまで僕の中のベスト5であり、みなさまのベスト5はまた違う形だったと思います。
ぜひみなさんの意見もコメント等でいただけると嬉しいです。