病気、怪我と闘った有名ロックスターたちを紹介
リアレコ筆者のしのぐです。
今回は病気、怪我と闘った印象的なアーティストのエピソードを踏まえて紹介していきます。
カートコバーン 胃痛
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ニルヴァーナのフロントマン、カートコバーンは生涯に渡って複数の病気に苦しんでいたことで有名です。
胃痛持ちということでも有名な彼ですが、それ以外にも背中の痛みやうつ病を患っておりました。
背中の痛みと胃痛は昔からの持病で、その苦痛を和らげるためにヘロインといった薬物に走ってしまい、最終的にはうつ病になってしまいました。
そして、最終的には自分の頭をショットガンで撃ち抜いて27歳という若さでこの世を去ってしまいました。
イアンカーティス てんかん
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Joy Divisionのフロントマンとして活躍したイアンカーティスは「てんかん」を患っていました。
デビュー当時は自身が「てんかん」ということには気付いていませんでしたが、ある日突然発作が起こり「てんかん」であることが判明します。
その後、ツアーの移動中やステージ上で「てんかん」の発作を起こすことが多くなり、段々と発作、死に対する恐怖が強くなっていきます。
最終的には23歳という若さで自殺し、カーティスはこの世を去ってしまいます。
遺書は見つかっていませんが、持病のてんかんで発作がいつ起こるかわからない恐怖や不倫により自身を追い込みすぎたことが原因だと思われています。
そんなイアンカーティスの人生は映画「コントロール」で見ることができます。
ジョイディビションと同じマンチェスター出身のバンドについてこちらの記事でまとめています!
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フレディマーキュリー エイズ
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フレディは言わずと知れた伝説のバンド、クイーンのフロントマンです。
両性愛者だった彼は、多くの女性、男性と肉体関係をもっていました。いわゆる同性愛者が集まる発展場に通っていたり、来日した時も新宿2丁目のゲイバーに通っていたそうです。
1986年10月、診療所でHIVの血液検査を受けエイズであることが発覚します。
彼はそのことをひたむきに隠し続け、クイーンのメンバーですら彼が亡くなる直前まで彼がエイズになったことを知りませんでした。
当然、痩せ細っていくフレディを見てメンバーたちは気付いていたそうですが、それをあえて質問することはなかったそうです。
そんなフレディも最終的にエイズによる免疫不全に伴う気管支肺炎によって43歳という若さでこの世を去ってしまいます。
彼の音楽、病気、人生に関する映画ボヘミアンラプソディをぜひ見てください。
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リックアレン 左腕切断
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リックアレンはデフレパードの2代目ドラマーとして現在も活躍しています。
そんな彼ですが実は左腕がありません。
一体左腕なしでどうやって、ドラムを叩いているか気になりますよね。
デフレパードは1983年、3作目のアルバム「Pyromania」をリリースしました。
このアルバムは年末までに600万枚を売り上げ、全米チャートではマイケル・ジャクソンの『スリラー』に次ぐ最高2位を獲得するほどの大人気アルバムとなりました。
しかし、その一年後、人気が絶頂の中でバンドにとって大きな悲劇が起こってしまいます。
なんとドラムのアレンが交通事故で左腕を切断。バンドのドラムは彼以外に考えられなかったメンバーは解散を覚悟します。
そんな中、事故報道にて、そのような経緯を知ったシモンズ社がアレンの両足・右腕だけでも演奏が可能なカスタマイズのエレクトリック・ドラムを製作しました。
それから、人気の絶頂であったにも関わらずアレンが新たなドラムでの演奏に慣れるまでメンバーは待ち続けました。
そして2年後の1986年、片腕を失ったアレンがドラムを務めモンスターズ・オブ・ロックでバンドは久々は大復活を遂げます。
ビリージョエル うつ病
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1964年よりアーティストとして活動しているビリージョエル。
彼の長いキャリアを考えると1970年という早いうちからうつ病を患っています。
実はビリージョエルはかなり繊細な性格をしており、アルバムをリリースするたびにヒットしなかったらどうしようと不安になっていたそうです。
そういったストレスやプライベートで起こった悲劇が、引き金となりビリーは鬱病となってしまったようです。
実際に家具用の研磨剤を飲んで自殺未遂を図ったことがあり、それをきっかけに監視下の元で病院治療を受けたこともあります。
そんなビリージョエルですが1985年、10代の自殺を防ぐためのメッセージとして「You're Only Human (Second Wind)」をリリースしています。