【入門】QUEENにハマったら読む記事!名曲・名盤・メンバー・性格を解説!
今回はイギリスの伝説的バンド、QUEENについて解説していきます。
この記事を読んでいただくと下記のことがわかります。
QUEENとは
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クイーンとは
出身地 イギリス ロンドン
ジャンル ロック・ポップ・プログレシヴロック・ハードロック・アートロック
トータルセールス 1億7000枚〜2億枚
クイーンとはイギリスが誇る伝説的ロックバンドです。
1970年代前半にデビューした彼らは、瞬く間に世界中を魅了しました。
彼らはしばし「伝説的」や「レジェンド」などと表現されます。
なぜ彼れがレジェンドと呼ばれるのか、それはクイーンの音楽、世界観に入り込めばすぐにわかると思います。
QUEENの魅力
なぜクイーンは多くの人を魅了し、愛されたのか。
ポイント
唯一無二のQUEENというジャンル
人を魅きつけるカリスマ性
全員が作詞作曲をする天才集団
その理由を大きく、3つに絞って紹介します。
唯一無二のQUEENというジャンル
QUEENの音楽ジャンルは単純なロックには留まらず、さまざまなジャンルに及んでいます。
初期の頃は、デビューした1970年前半は当時流行していたハードロック、プログレッシヴロックの影響を多いに受けており、皆さんの知っているクイーンのイメージとは少し異なっているかもしれません。
1980年代後半に入るとファンク、ダンスミュージック色が強い音楽に一変し、以前の彼らとは異なったアルバムをリリースしております。
このように、全く異なるジャンルの楽曲を時代ごとにリリースしているのが彼らの魅力の一つではあるのですが、それ以上に大きな魅力としていい意味でどの曲も、どのジャンルを演ってもQUEENなのです。
ジャンルどうのこうのではなく、彼らの類をみない独創性から生まれる音楽は全てQUEENによるQUEENというジャンルの楽曲になってしまうのです。
人を魅きつけるカリスマ性
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QUEENを語る上で欠かせないのは、彼らから溢れ出る圧倒的なカリスマ性です。
のちのメンバー紹介でも書いておりますが、ボーカルのフレディマーキュリーのカリスマ性は数ある有名ロックバンドの中でも頭ひとつ抜けており、彼の歌声、ファッション、性格、何をとってもスターの性質を兼備えております。
心からファンを愛し、音楽を愛し、ファンに愛され、音楽に愛されたロックスターは他にいないのではないしょうか。
全員が作詞作曲をする天才集団
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更なるQUEENを語る上で欠かせない魅力の一つは、全員が作詞作曲をする天才集団である点です。
よくあるイメージとしては、ボーカルが作詞してたり、ギターが作曲してたり・・・
といった感じですが、QUEENは全員、作詞作曲ができます。
何よりすごいのが全員が大ヒット曲を作り出している点ですね。
ある意味、メンバーがそれぞれ違うバンドに所属していても大ヒット曲をそれぞれのバンドで大ヒット曲を出していたかもしれないですね。
そして彼らの音楽嗜好は全く異なるものであり、その全く違う嗜好のメンバーが全員作曲することにより生まれるロックという枠を超えた音楽は今でもリスナーを魅了し続けいています。
QUEENのメンバーを解説
引き続いて、個性が強すぎるクイーンのメンバーたちを紹介・解説していきます。
誕生日、出身地、担当楽器、学歴、性格、面白エピソードなどの情報となっております。
フレディマーキュリー
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ポイント
誕生日 1946年9月5日
生誕地 ザンジバル ザンジバル保護国 ザンジバルシティ
出身地 インド
死没 1991年11月24日(45歳没)
学歴 イーリング・アートカレッジ 卒業
担当楽器 ボーカル、ギター、ピアノ
スターでは留まらず伝説となった男。
ロックシンガーの中でも群を抜いた美声を持っており、低音から高音を使いこなす音域の広いシンガーとしても有名です。
特に彼の伸びのある美しいハイトーンボイスを再現できるシンガーはそういないでしょう。
フレディの性格
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ポイント
実は結構シャイ
浪費家
わがまま
努力家
実は結構シャイ
彼を少しでも知っている人は、きっと目立ちたがり屋に違いないと思うはずです。
しかし、どうやらそれは半分正解で半分間違いなようです。
普段は実はシャイな一面を持ち合わせていますが、ステージに上がるとQUEENのフロントマンとしてステージを暴れまわります。
浪費家
「とにかく僕は使って、使って、使いまくりたいのさ。だってお金なんてそのためにあるんだろ?」
彼が浪費家だったことが現れている名言です。
QUEENのアメリカツアー時のパーティーは友人招待のためにニューヨークまでファーストクラスで呼び寄せるのに数千ポンド費やし
3万ポンド分(約500万円)のシャンパンを開けるなどして、総額20万ポンド(5000万円)を超えるパーティーを開いたこともあるそうです。
わがまま
もし映画Bohemian Rhapsodyをみた方がこの記事を読んでいるのであれば、間違いなく共感できますよね。
ジェントルで優しい人という人がいる一方で、わがままで自分勝手な一面もあるようです。
ブライアンメイ
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ポイント
出生名 ブライアン・ハロルド・メイ
生誕 1947年7月19日(73歳)
出身地 イングランド・ミドルセックス州ハンプトン
学歴 インペリアル・カレッジ
職業 ミュージシャン・ギタリスト・音楽プロデューサー・小説家天体物理学者
担当楽器 ギター ボーカル 鍵盤楽器
ブライアンメイでしか表現できない、独特の乾いているようでウェッティで芯があるサウンドはQUEENを語る上で欠かすことはできません。
自作のギター「レッドスペシャル」を6ペンス効果で演奏するギタリスト。
彼の才能はギターだけに留まらず、ボーカルとしても高い歌唱力を持っています。
そしてボーカルにとどまらず天文学者としての一面もっています。
ブライアンメイの性格
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ポイント
冷静
優しい
冷静
ブライアンメイの性格はフレディとは正反対で冷静だそうです。
フレディのような癖の強いメンバーに合わせながらも建設的な意見を伝えることができるQUEENの支柱的存在です。
優しい
彼は現在、動物愛護団体を立ち上げて活動しており、動物愛護の観点よりヴィーガンだそうです。
最近、フレディのコスプレをする少年に接する動画をYouTubeで見つけたのですが、彼の優しさが全て現れている動画なので是非見てみてください。
若い頃から、優しそうな顔をしておりますがおじいさんになった今は更に優しそうな顔になっております。
ロジャーテイラー
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ポイント
出生名 ロジャー・メドウス・テイラー
生誕 1949年7月26日(71歳)
出身地 イングランド
職業 ミュージシャン・ドラマー・シンガーソングライター・音楽プロデューサー
担当楽器 ドラムス・ボーカル
ダイナミックな演奏が特徴的なロジャーテイラー。
実はドラムだけでなく、歌唱力が高くクールなハスキーボイスの持ち主です。
そしてなんと言っても彼はキュートな顔をしたイケメンです。
おそらくQUEENのメンバーの写真を女子高生に見せて誰が一番カッコいい?と街頭インタビューをしたら9割がロジャーテイラーと答えると思います。
個人的にはベースのジョンディーコンの顔が一番好き
ロジャーテイラーの性格
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ポイント
ロックンローラー
気さく
ロックンローラー
彼はQUEENの中では、最もいわゆるロックンローラータイプの人間だったそうです。
イケメンで女の子からモテモテだった彼は、女性には不自由しなかったようです。
それに加え、活発で、言いたいことははっきりという彼の性格はまさにロックンローラーそのものだったそう。
無邪気
彼はアウトゴーイングな性格をしており、無邪気な性格だそうです。
ちなみにかつてのインタビューにて好きなものを聞かれた際に「早い車が好き」と回答したそうです。
これ以上に無邪気な好きなものがあるでしょうか。
ジョンディーコン
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ポイント
出生名 ジョン・リチャード・ディーコン
生誕 1951年8月19日(69歳)
出身地 イングランド レスターシャーオードビー
職業 ミュージシャン・ベーシスト・ソングライター
担当楽器 ベース
実はQUEENで一番最年少なのが彼ジョンディーコンです。
地味なイメージがありますが、間違いなく彼なしではQUEENは伝説にはなれなかったはずです。
彼の功績は非常に大きく、ダンスミュージック要素をQUEENに取り入れたりメンバーの中で一番演奏が安定しているのも彼です。
また、癖が強すぎるメンバーの精神的支柱も担っており解散の危機を何度も阻止した影のキャプテンです。
さらに電気系の大学を卒業しており、自作エフェクターやアンプを作っておりサウンド面でもQUEENを支えた重要なメンバーです。
ジョンディーコンの性格
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ポイント
勉強家
フレディラブ
勉強家
QUEENのメンバーは皆、高学歴だったりエリートだったりするのですが彼が一番努力家だったそうです。
物静かな性格で学校でも熱心に勉強しており、ベースも同様に熱心に勉強し、QUEENのリズム隊として必要不可欠なメンバーとなりました。
フレディラブ
実は彼がメンバー屈指のフレディ好きです。
フレディを一人のアーティストとして尊敬しており、フレディの死後QUEEN再結成の話がでても「彼がいないならQUEENではない」と断り続けるほどフレディがいてのQUEENだとこだわり続けた人物です。
ブライアンメイもフレディが亡くなって鬱病になったり、ロジャーテイラーも6mを超えるフレディの銅像を家の庭に置いたり・・・
メンバー全員から今もなお愛されています。
しかしその中でも、ジョンディーコンのフレディ愛は特別なものなようです。
QUEENの名盤
QUEENはオリジナルアルバムとして15枚のアルバムをリリースしております。
その中でも、これを聞いておけば間違いない!といった名盤を2枚紹介させていただきます。
A Night at the Opera(オペラ座の夜)
1975年にリリースされた四枚目のクイーンのアルバムです。
イギリスで初めてチャート1位を記録しただけでなく、9週連続で1位を記録しました。
QUEEN史上最も人気のあるアルバムの一つです。
初めにどのアルバムを聞いたらいいかわからない方に最もおすすめのアルバムです!
収録曲と名曲
ポイント
1. Death On Two Legs
2. Lazing On A Sunday Afternoon
3. I'M In Love With My Car
4. You're My Best Friend
5. '39
6. Sweet Lady
7. Seaside Rendezvous
8. THE Prophet's Song
9. Love Of My Life
10. Good Company
11. Bohemian Rhapsody
12. God Save The Queen
You're My Best Friend
ベースのジョンディーコンが妻のヴェロニカ・テツラフに向けて、ジョンらしい誠実な愛を歌った曲となっております。
曲名から親友に向けて送った曲と思われがちですが、しっかり歌詞を見ると親友であり最愛でもある妻に送ったものだとよくわかります。
Love of My Life
フレディが当時の恋人であるメアリーオースティンに向けて送ったラブソングです。
映画ボヘミアンラプソディ作中でも登場する曲で、ブラジル・リオデジャネイロで開催された「ロック・イン・リオ」でも演奏されており、観客が合唱するシーンが泣けてとても好きなシーンです。
Bohemian Rhapsody
QUEEN史上最も有名な曲と言っても過言ではない歴史的名曲。
彼らを全く知らない人でも知っているであろう曲で、QUEENを語る上で必要不可欠な一曲です。
実はこの曲の構想はQUEEN結成以前の1960年代後半には、フレディの頭の中にあったそうです。
ちなみに当初はThe Cowboy Songという曲名だったそうです。
News Of The World(世界に捧ぐ)
1977年のイギリスというパンクロック全盛期にリリースされたクイーン6枚目のアルバムで全く無駄のない完成されたアルバムです。
誰もが知っている名曲が収録されており、個人的にもすごく好きなアルバムです。
A Night at the Operaの後に是非聞いていただきたいです。
収録曲と名曲
ポイント
1.We Will Rock You
2.We Are The Champions
3. Sheer Heart Attack
4. All Dead, All Dead
5.Spread Your Wings
6.Fight From The Inside
7. Get Down, Make Love
8. Sleeping On The Sidewalk
9.Who Needs You
10.It's Late
11.My Melancholy Blues
We Will Rock You
ギターのブライアンメイ作詞作曲の超有名曲です。
この曲を知らずに大人になるのが難しいくらいのレベルでよく耳にする曲ですね。
なんといっても楽曲の「ドンドンチャ」という足と手拍子によって生み出されるサウンドが特徴的な一曲です。
オーディエンスにも参加してもらえて楽しんでもらえる一曲をということで誕生しました。
We Are The Champions
フレディ作詞作曲のロック史に残る名曲です。
実は、リリースされる2年ほど前から曲は完成していたのですが「時期が早すぎる」ということでリリースはされなかったそうです。
よく誤解されがちなのですが、この曲はQUEENのメンバーが自分たちを「俺たちはチャンピオンですごいんだぜ!」といった内容でなく「世界中の一人ひとりがチャンピオンだ!」と歌っている曲です。
Spread Your Wings
ベースのジョンディーコン作のSpread Your Wingsも多くのファンに愛されている名曲です。
多くのQUEENの曲は、ギターが何重にも重ねられていたり、何重にもコーラスが入っていたりするケースが多いのですが
この曲はピアノとフレディの声を中心としておりスッと心に入ってきやすい構成になっております。
最後に
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この記事を読んでいたき、QUEENのことが今までより少しでも好きになってもらえると嬉しいです。
もしかしたら映画ボヘミアン・ラプソディを見てQUEENに興味を持ち見てくれた人もいるかもしれません。
映画ボヘミアン・ラプソディでは1970年から1985年のライブエイドまでが描かれていますが、その後に発売されたA Kind of MagicからMade in Heavenまで聞き応えがあるアルバムばかりです。
彼らのアルバムはほぼハズレなしなので、色々聞いてみてくださいね!
皆さんは、QUEENのどのアルバム、どの楽曲、誰が好きですか?
それではここまで読んでいただきありがとうございました!