ロックは死んでいない!90年代に誕生したロックスター10選
実際に80年代を後にロックスターはいなくなったという人がいっぱいるよね
今回は90年以降に現れたロックスターたちを紹介していきます。
ニルヴァーナ カート・コバーン
この投稿をInstagramで見る
カートコバーンの人物像
- 苦しみをロックで表現した病んだロックスター
- ロックの歴史を変えた革命児
- 若くして亡くなり27クラブの一員に
ニルヴァーナ(Nirvana)は、アメリカ合衆国出身のロックバンド。
1987年にワシントン州アバディーンで結成され、1991年に発表した2ndアルバム『ネヴァーマインド』の驚異的な大ヒットにより、世界的なグランジ・ムーヴメントを捲き起こしたロックバンドです。
そんなニルバーナのフロントマンであるカートコバーンは『最後のロックスター』と呼ばれることが多いです。
彼の作る楽曲は幼少期の両親の離婚を機に、塞ぎ込んだ性格になったことが彼の悲しみ、苦しみ、叫びが表現されており、同じ時代に生きていた90年代の若者達の間で大人気となりました。
27歳で自分の頭をショットガンで撃ち抜き自殺という悲しすぎる最後を遂げてしまったカートコバーンですが、彼の音楽は2021年の今でも多くのファンに愛されています。
オアシス ノエル・ギャラガー リアム・ギャラガー
この投稿をInstagramで見る
ギャラガー兄弟の人物像
- ロック界で最も有名な不仲兄弟
- イギリスの労働者階級から生まれたロックヒーロー
- 90年代では珍しい破天荒さ
Oasisは1991年にイギリス・マンチェスター出身のロックバンドです。
メイン・ソングライターの兄ノエル・ギャラガーとボーカルの弟リアム・ギャラガーのギャラガー兄弟はまさに90年代を代表するロックスターと言えるでしょう。
彼は今もイギリスに根深く残ってる階級制度の最下層である労働者階級出身で、ライブでも当時では珍しい労働者階級の普段着であるジャージやウィンドブレイカーでパフォーマンスを行なっていました。
90年代頃から、時代は大きく代わり今までのロックスターのような破天荒なロックスターが珍しくなっていたのですが、彼らはロックスターらしい奇行を行いまくっています。
・ライバルバンドであるブラーのメンバーに対して『エイズにかかって死ねばいい』と発言
・パパラッチをぶん殴る
・船で乱闘騒ぎ
・ドラッグでアメリカ進出大失敗
グリーンデイ ビリージョー・アームストロング
この投稿をInstagramで見る
ビリージョーの人物像
- 90年代に生まれた真のパンクロッカー
- パンクを体現したような人物像
Green Dayは、アメリカ合衆国カリフォルニア州バークレー出身のパンク・ロックバンドです。
1987年結成。1990年にレコードデビュー、1994年にメジャーデビューを果たしています。
ビリージョーアームストロングはグリーンデイのフロントマンです。
彼の作る楽曲には政治的なメッセージが多く含まれており、90年代に誕生した最も有名なパンクロッカーといえば彼に違いないでしょう。
ビリージョーのロックスターとしてのカリスマ性が溢れる名言を一つ紹介させていただきます。
「パンクってなにか?」って聞いてくるやつがいたんで、ゴミ箱を蹴飛ばして「これがパンクだ!」って言ってやったんだ。そしたら、そいつもゴミ箱を蹴って「これがパンクってことか?」って言うから、「いや、それは流行だ!」って言った
これぞ90年代パンクを代表するスターといったようなカッコ良すぎる名言です。
ドラッグやアルコール、他者への暴言などロックスターらしい多くの問題を過去には起こしましたが今では2児のパパだそうです。
ウィーザー リヴァース・クオモ
この投稿をInstagramで見る
リヴァースクオモの人物像
- 80年代にはいなかった『泣き虫ロックスター』
- ナイーブでセンシティブなモテない男子の代弁者
Weezerは1992年にアメリカで結成されたパワーポップバンドです。
フロントマンのリーヴァスクオモ皆さんが思い描くロックスターとは全く異なった人物ですが、間違いなく彼はロックスターです。
彼はどちらかというと英語でいう「ナード」、日本語で言う「オタク」、「陰キャラ」という言葉がしっくりくる人物です。
どこか弱々しく、純粋で、イノセントなのですが、サウンドは爆発的でつのり切った想い、叫びがミックスされており、まさに『泣き虫ロック』という言葉がぴったりな楽曲が多いです。
そんな弱々しい彼が世界中をロックで魅了する姿に多くの人がパワー感じ、現在でも多くの人に愛されている人物です。
レッドホットチリペッパーズ ジョン・フルシアンテ
この投稿をInstagramで見る
ジョンフルシアンテの人物像
- 現代三代ギタリストの一人
- 感情をギターで表現するエモーショナルなギタリスト
続いて紹介するのはRed Hot Chili Peppersのギタリストのジョンフルシアンテです。
彼は現代の三代ギタリストの一人であり、90年代を象徴するギタリストの一人でもあります。
レッドホットチリペッパーズは1983年より活動しているバンドですが、ジョンフルシアンテは89年にバンドに加入しております。
彼の加入後リリースされらアルバム『母乳』が初めてのチャートヒット作品となり、この頃から大会場規模なツアーを行うようになりました。
その後、一時的に離脱してしまいますが1999年 に復帰し、名盤アルバム『カリフォルニケイション』をリリースし。驚異的なセールスを記録し、現在までの最大のヒット作となりました。
そんなレッチリの音楽を大きく前身させたジョンフルシアンテですが、彼のギタープレイには凄まじいものがあります。
彼のギタープレイはなんともエモーショナルで、ギターの弦一本一本、奏でられる一音一音に感情が乗っており唯一無二のカリスマ性を持っています。
レディオヘッド トム・ヨーク
この投稿をInstagramで見る
トムヨークの人物像
- この世に溢れている悲痛で残酷な世界をロックで表現した根っからの表現者
- カルト的人気を誇るロックスター
レディオヘッドは1992年にデビューしたイギリスのロックバンドです。
バンドのフロントマンであるトムヨークの作り出す楽曲は耽美で憂鬱なものが多いです。
しかしながらそんな世界観が多くの人に愛されており、カルト的とも言える人気を持っているロックスターです。
ベック
この投稿をInstagramで見る
ベックの人物像
- 90年代を代表するソローアーティスト
- 何種類もの音楽を組み合わせた独創的なロックを作り上げる
BECKはアメリカ出身のミュージシャンです。
ソロアーティストでありながら、一人で生み出しているとは思えないバラエティに富んだ音楽を生み出しているのが彼の大きな特徴です。
フォーク、ロック、ヒップホップ、ブルース、ノイズ・ミュージックなどの音楽を組み合わせた全く新しい音楽を生み出した人物であり、三代ギタリストのジェフベックに次ぐ有名なベックです。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン トム・モレロ
この投稿をInstagramで見る
トムモレロの人物像
- ロックサウンドの革命児
- 痛烈な政治批判で世界を変えたギタリスト
Rage Against the Machineは、1990年にカリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたラップ×ロックのミクスチャーロックバンドです。
彼らの楽曲のテーマは痛烈な政治、社会批判、差別、人権などが元になっています。
ギタリストであるトムモレロのギターの生み出すサウンドは間違いなく当時には存在しなかったサウンドです。
『どう弾くかではなく、何故弾くか。ということをいつも考えている。ランディー・ローズのコピーをする時間が有れば、どうすればサイレンの音をギターで出せるか研究した方がいい。』
といった名言があるように彼の生み出すサウンドは独創性があり、多くのギタリストに影響を与えました。
彼は人間としてもかなりぶっ飛んでおり、ハーバード大学を卒業した後ストリッパーを経てギタリストになったそうです。
ガンズアンドローゼズ スラッシュ
この投稿をInstagramで見る
スラッシュの人物像
- 90年代を代表するハードロックギタリスト
- 艶やかな音色にブルースを基調とした古典的とも言えるエモーショナルなギタープレイ
がンズアンドローゼズは1980年代後半から90年代前半にかけて圧倒的な人気を誇ったバンドです。
そんなガンズのギタリストであるスラッシュは長いスパイラルヘア―とシルクハットによって醸し出される独特な存在感を放っている多くの音楽ファンに愛されているロックスターの一人です。
当時、流行っていたテクニカルなプレイではなく艶のある伸び伸びとしたエモーショナルプレイが特徴的です。
また、過去にドラッグのディーラーをしていたなどロックスターらしい闇のある過去も持っているそうです。
最後に
90年代に誕生したロックスター10名を紹介しました。
他にも何人も90年代を代表するロックスターはいると思います。
2000年以降に誕生したロックスターについてもまた記事にしていきたいと思っています。