洋楽ロックを代表する心に刺さる名曲ギターソロ、ベスト20!
今回は、洋楽ロックを代表する心に刺さる名曲ギターソロ、ベスト20を紹介します!
このランキングはロックに興味を持ち始めた人、これからギターを練習したい人におすすめの曲なのでぜひこの記事を参考にしていただけたらと思います!
ランキングの選出基準は以下のようになっています。
選出のポイント
①後世に与えた影響力の高さ
②当時には存在しなかった革新性
③筆者の好み
第20位 Killing In the Name - Rage Against The Machine
第20位にランクインしたのは、レイジアゲインストザマシーンのキリングインザネイムです。
このギターソロの素晴らしいところは、ギタリストのトムモレロによる今までにない革新的なサウンドにあります。
と言いたくなるようなサウンドをギターだけで演出しております。
彼が愛用しているワーミーというエフェクターより、これ本当のギターの音?と言いたくなるようなサウンドが作り出されております。
どう弾くかではなく、何故弾くか。ということをいつも考えている。ランディー・ローズのコピーをする時間が有れば、どうすればサイレンの音をギターで出せるか研究した方がいい。
こちらはトムモレロの名言なのですが、彼のサウンドに対する価値観があらわれていますね。
第19位 Paranoid Android - Radiohead
続いて第19位はレディオヘッドのパラノイドアンドロイドです。
彼らには珍しくプレグレに近い楽曲となっているのですが、この曲のギターソロは凄まじいです。
リードギターであるジョニーグリーンウッドらしいノイジーで機械的、曲がりまくったギターソロは唯一無二です。
第18位 Aces High - Iron Maiden
第18位はアイアンメイデンよりエイシーズハイがランクインです。
メタルバンドを代表する彼らの代表曲の一つです。
こちらの楽曲、スローなイントロからの疾走感あふれるギターリフも最強なのですが、ギターソロがなんともメロディアスで2本のギターの掛け合いが素晴らしい。
メイデンの楽曲のギターソロは基本、全てかっこいいので迷ったら彼らのアルバムを聴きましょう。
第17位 Dani California - Red Hot Chili Peppers
第18位はレッチリのダニカリフォルニアです。
レッチリはギタリストが安定しないバンドで、今まで複数人のギタリストが活躍しているバンドなのですが、そんな中でも人気、実力ナンバーワンとの呼び声が大きいジョンフルシアンテによるギターソロです。
ジミーペイジ、エリッククラプトン、ジェフベックがその偉大さより三代ギタリストと呼ばれていますが、ジョンフルシアンテもその偉大さを評価され『現代の三代ギタリスト』の一人にカウントされております。
現代の三代ギタリスト
ジョンメイヤー
ジョンフルシアンテ
デレク・トラックス
ダニカリフォルニアのギターソロはジミヘンのパープルヘイズという楽曲を意識したと言われています。
第16位 Goodbye to Romance - Ozzy Osbourne
第16位はオジーオズボーンよりグッバイトゥーロマンスです。
オジーのバンドには、多くの天才的ギタリストが参加しているのですが、このギターソロを生んだランディーローズの才能はピカイチです。
彼は飛行機事故によって25歳という若さでこの世を去ってしまったためギタリストしては荒削りで未完成な部分はあったかもしれませんが、その荒々しさ、未完成さ美しいサウンドを生んでいます。
この曲のソロは鳴きのギターとはまた少し違うのですが、メロディアスで瞼が熱くなるような感動が感じられるギターソロです。
第15位 Kill The King - RAINBOW
第15位はレインボーよりキルザキングを選出しました。
と思ってしまうようなリッチーブラックモアらしいテクニカルでメロディアスな常人離れした神がかったギターソロです。
ギターソロのランキングなので、ギターが素晴らしいのは当然なんですがドラマーのコージーパウエルのドラミングとの一体感が素晴らしく聞いていてテンションが爆あがりします。
第14位 Rock Bottom - UFO
第15位はUFOのロックボトムです。
リードギターのマイケルシェンカーによるギターソロなのですが、個人的にトップ3に入るほど好きなギターソロです。
彼はよく『神』と形容されるのですが、その異名に恥じないギタープレイを行うギタリストです。
ロックボトムのソロは、まさにストーリーになっているかのようなギターソロで、2分半ほどの時間にこれでもかというほどの情熱が詰め込まれています。
第13位 Sunshine Of Your Love - Cream
第13位はクリームのサンシャインオブユアラブです。
ギターソロは三代ギタリストのエリッククラプトンによって演奏されています。
正直そこまでギターソロとしては難しくはないと思われがちですが、クラプトンならではのブルースに影響を受けた間の取りかたが神がかっており最高です。
クリームは60年代を代表するハードロックの先駆けバンドで、曲の構成、サウンドはまさにハードロックのテンプレートと言ってもいいでしょう。
ジミヘン、サンタナなどの偉大なアーティストからもカバーされている楽曲です。
第12位 Back In Black - AC/DC
第3位はAC/DCよりバックインブラックです。
アンガスヤングが作り出すパワフルで耳に残るリフに注目が行きがちですが、ギターソロもリフに引けを取らない完成度となっております。
第11位 Sweet Child O' Mine - Guns N' Roses
第11位はガンズアンドローゼズよりスィートチャイルドオブマインです。
ギタリストのスラッシュのワウをふんだんに使ったサウンドが耳抜けよく心地いいですね。
この楽曲のリフはかなり特殊で独特なノスタルジックな雰囲気が感じることができるのですが、実はスラッシュがギターを弾く前に指の運動に使っていたフレーズで本人はあまりに気に入ってないそうです。
第10位 Still Got The Blues - Gary Moore
第10位は鳴きのギタリスト、ゲイリームーアのStill Got Bluesです。
ブルースに影響を受けたノビがあるエモーショナルなサウンドが特徴のギタリストです。
彼の素晴らしいところは優雅なギタープレイもそうなのですが、『顔で弾く』ところです。
顔で弾くとはつまり、表情で感情を表してそのエモーションをギターに乗っけるテクニックです。
彼のライブ映像を見ているとわかるのですが、叫び声をあげるような表情と鳴きまくるギターが最高です。
そんな彼の楽曲の中でもスティルガッタブルースは、鳴きまくっているギターソロであるため第10位にランクインしました。
第9位 You Really Got Me - The Kinks
第9位はキンクスよろユーリアリーガットミーです。
ヴァン・ヘイレンによるカバーも有名な曲ですが、原曲をこえることはできません。
1964年に発売されたとは思えない洗練された攻撃的なギターソロです。
この曲のレイデイヴィスの作り上げたギターリフ、ソロはのちのヘヴィメタルに大きな影響を与えました。
第8位 Cause We've Ended as Lovers - Jeff Beck
第9位は三代ギタリストの1人であるジェフベックよりCause We've Ended as Loversです。
この曲の原曲はスティーヴィーワンダーが元妻のシンガー、シリータライトに提供した楽曲で、ジェフベックがインストルメント(楽曲のみ)でカバーしました。
彼の多くの楽曲はピックを使わずにフィンガーピッキングで演奏されていることで有名ですが、それは1980年以降であり本作が発表された70年代がピックが使用されています。
インスト曲なので全パートギターソロみたいなものかと思いきや、メリハリがしっかりしていて「あ、ここからがギターソロだな」とわかるような作りになっています。
特にこの曲は彼の楽曲の中でも繊細なニュアンスの表現が素晴らしいです。
第7位 Highway Star - Deep Purple
第7位はディープパープルのハイウェイスターです。
こちらはカルト的人気を誇るギタリスト、リッチーブラックモアの楽曲です。
第15位のキルザキングも彼の楽曲なのですが、1バンドにつき一曲を選出といったので、ことなるバンドの同じギタリストはセーフです笑
一般的に一番最初に速弾きを世に出したのはリッチーブラックモアだと言われています。(本当はクラプトンなど諸説あり)
そんなロック初期の速弾きを象徴する一曲であり、トップ10にランクインするのは必然と言える一曲です。
第6位 Eruption - Van Halen
第6位はヴァン・ヘイレンのイラプションです。
この曲をストレートに表現すると「イナズマのような衝撃」を持つ楽曲です。
イラプションとは噴火、爆発という意味でその通りではあるのですが、この曲を初めてきいた15歳のボクには身体にイナズマが走ったような衝撃と感じ取れました。
他のギタリストには出せないサウンドを生み出したエディによる圧巻ギターソロですね。
第5位 Something - The Beatles
いよいよベスト5までやってきました!
映えある第5位は、ビートルズのサムシングです。
サムシングはビートルズのリードギターであるジョージハリスンの代表曲です。
このギターソロは決して難しくはないのですが、叙情的であり寂しげでありながら温かみにあふれてるソロです。
ジョージならではの温かみがあるチョーキングのニュアンスが素晴らしい楽曲です。
第4位 Purple Haze - The Jimi Hendrix Experience
第4位はジミ・ヘンドリックスエクスペリエンスのパープルヘイズです。
ギターの神様と呼ばれるジミヘンのソロは第4位にランクインです。
多くのギタリストに影響を与え、ギターロックを作った人物であるジミヘンの代表曲でエモーショナルでサイケデリックなサウンドはまさに唯一無二と言えるでしょう。
第3位 Bohemian Rhapsody - Queen
第3位はクイーンのボヘミアンラプソディです。
映画化もされてロックファン以外の方からも認知されている名曲中の名曲なのです。
ブライアンメイによる壮大で美しすぎるギターソロなのですが、英国のギター雑誌Total Guitarの読者投票「史上最高のギターソロ 50選」で1位に選ばれています。
第2位 Stairway To Heaven - Led Zeppelin
第2位はレッドツェッペリンの天国への階段です。
三代ギタリストの一人である、ジミーペイジのロックに必要な要素を全て詰め込んだギターソロになっております。
ジミーペイジ自身、実はこの曲のギターソロをレッドツェッペリンにおける最高のギターソロではないと語っていますが、多くのロックファンにとっては間違いなくツェッペリン史上最高のソロであると同時にロック史上最高のギターソロです。
なお、クラシック・ロック・マガジンはロック史における最高のギターソロとしてピックアップしておます。
第1位 Hotel California - Eagles
栄光の第一位はイーグルスのホテルカリフォルニアです。
20世紀最高のギターソロといっても過言ではないでしょう。
2本のギターが絡み合うツインギターで構成されており、一度聴いたら忘れられないオリジナリティ溢れる旋律は優雅で儚い幻想の世界へと誘ってくれるかのようです。
そこまで高度な技術を使っていないように聞こえるソロですが、実際演奏してみるとめちゃくちゃ難しいです。
最後に
今回は洋楽ロックを代表する心に刺さる名曲ギターソロ、ベスト20を紹介させていただきました。
この記事を書くにあたっての曲の選出、順位付けには正直かなりの時間がかかりました・・・・笑
皆さんが好きなギターソロはランクインしていましたでしょうか?
このランキングはロックに興味を持ち始めた人、これからギターを練習したい人におすすめの曲なのでぜひこの記事を参考にしていただけたらと思います!