平成生まれが選ぶあだち充のおすすめ名作ランキングベスト10!
リアレコへようこそ!
「タッチ」や「みゆき」など昭和に書かれた漫画ではあるのですが、平成生まれの筆者が読んでも泣けるし素晴らしいものです。
そんな現在26歳の筆者が心から読んでほしいあだち充先生の漫画をランキング形式で紹介してきます。
Contents
第10位 じんべえ
おすすめポイント
- 血の繋がらない父娘を描いた作品
- 恋愛風味なコメディ作品
- 一巻にて完結で読みやすい
- 大人になったら読みたい一冊
あらすじ
「血のつながらない父娘」がメインテーマである本作。
主人公の高梨陣平は、死別した妻の連れ子である高校生の美久と2人暮らし。そんな2人の生活を描いた作品。
じんべえこと高梨陣平は血の繋がらない娘、美久に実の子と変わらないような愛情を注ぎます。
一方、17歳である美久はだんだん父親であるじんべえを1人の男として愛してするようになってしまいます。
そんな2人の生活を描いた恋愛風コメディ漫画です。
一巻にて完結する読みやすい作品となっております。
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第9位 KATSU!
おすすめポイント
- あだち充が描く青春ボクシング漫画
- ボクシング女子、水谷香月が可愛すぎる
- 主人公の「活樹 (カツキ)」とヒロインの「香月(カツキ)」の恋愛ストーリー
あらすじ
光葉高校に入学した里山活樹は、同じクラスの水谷香月に近づくために、友人の川上京太とともに、香月の父親の運営する、ボクシングの水谷ジムへ入会した。しかし、香月の父親は離婚しており、香月本人もボクシングを嫌いになろうとしていた。
ふとしたことから、香月と活樹はスパーリングをすることになり、そこで、その場にいたみんなが活樹の才能を見抜いた。その後いろいろなことが重なり、活樹は香月とともにボクシング部に入部することになる。活樹の父親で、逃げの天才だった元プロボクサーの里山八五郎をコーチに迎え、二人の"かつき"の運命が動き出す…
あだち充としては異例のボクシング漫画です。
主人公とヒロインの2人の「カツキ」を主軸にした作品で、不純な動機でボクシングを始めた主人公がボクシングを好きになっていく姿に青春を感じる作品。
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第8位 ナイン
おすすめポイント
- 1978年から1980年まで連載された古典的野球ラブコメ
- 今ではあり得ない無垢な恋愛がたまらん
- あだち充が主少女漫画誌から少年誌に移った時の作品
- 平成生まれにもおすすめの漫画
あらすじ
父親が監督を務める青秀高校の野球部がコールド負けをしている試合を見て涙を流す、本作ヒロインである中尾百合。
その姿を見た主人公、新見克也と友人である唐沢進が弱小野球部に入部し甲子園を目指す青春野球ラブコメ。
今までフラワーコミックスなどの少女向け雑誌で連載をしていることが多かったあだち先生が、少年サンデーにて連載をした作品です。
所々少女漫画らしさも感じますが、しっかり少年向けのストーリーになっております。
今回紹介している漫画の中で一番古いもので、1978年から1980年にかけて連載されたストーリーですが、平成生まれの僕は読んでも十分面白い作品です。
今のラブコメでは珍しくなってしまった純情で無垢なヒロイン中尾百合がたまらなく可愛いです。
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第7位 MIX
おすすめポイント
- 伝説の漫画タッチの続編
- 舞台は『タッチ』から約30年後の明青学園
- 低迷している野球部に上杉兄弟を思わせる義兄弟が入部
- あだち充としては珍しい10年以上連載している作品
あらすじ
明青学園中等部2年生の立花投馬・立花走一郎は同年同月同日に生まれたが、血の繋がらない兄弟。そんな2人がエース上杉達也の巻き起こした明青旋風の見る影もなく、野球部は高等部も中等部も低迷を続けていた野球部に入部し甲子園を目指す。
ミックスはタッチの続編として明青学園を舞台にして描かれている漫画です。
2012年より連載を開始し未だに完結していない今後にも期待できる作品、
2022年現在、タッチの登場人物である西村は登場していますが未だに上杉達也、浅倉南、新田といったタッチの物語に欠かせない人物は登場していません・・・
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第6位 陽あたり良好!
おすすめポイント
- 男性が読んでも面白い少女漫画
- 高校野球編、日常編の2部構成
- 当時、ドラマ化、アニメ化した大ヒット作品
- 下宿「ひだまり」で出会った高校生の恋愛ドラマ
あらすじ
下宿屋を営むおばの家から、明条高校に通うことになった“かすみ”。ところがそこには、同じ高校の四人の男子生徒が下宿!ボーイフレンドの克彦を一途に思うかすみだが、調子のいい下宿人・高杉勇作がついつい気になってしまう。
本作は週刊少女コミックスで1980年により連載されていた少女漫画です。
少女漫画なのですが、男性が読んでも文句なしに面白い作品で、副主人公である高杉勇作がカッコ良すぎてキュンキュンしてしまいます。
勇作のライバルである克彦もイケメンでいい男なのですが、少しずつ勇作に惹かれてくかすみちゃんが可愛すぎます。
ドラマ化、アニメ化もしている大ヒット作品で今の若者が読んでも必ず面白い作品と言えるでしょう。
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第5位 みゆき
おすすめポイント
- スポーツはなし!恋愛のみにスポットを当てた作品
- 日本初の妹キャラヒロイン作品
- 2人の「みゆき」が可愛すぎる
- あだち充にして珍しいポンコツ系主人公
あらすじ
真人が憧れを抱く同級生の鹿島みゆきも同じバイトに来ており、彼女が自分に気があることを偶然知り、デートの約束にこぎつける。しかし、その直後ある出来事でフラレてしまう。友人たちは落胆する真人に、海で見かけた美少女を誘うようにそそのかす。いい雰囲気になり、デートの約束もした2人だったが、実は彼女は6年ぶりに海外から日本に帰国した血の繋がらない1つ年下の妹の若松みゆきだった。
あだち充にしては珍しいスポーツは無しで恋愛のみにスポットを当てた作品です。
おそらく日本初である妹系ヒロインがテーマである作品で、妹の「みゆき」と同級生の「みゆき」に翻弄される主人公が描かれています。
この作品のいいところが他のあだち先生の作品と違って主人公がゲスくてあまり取り柄のないところです。
だからこそ僕のような人間にとって感情移入しやすく、多くのオタクたちを惹きつける大人気作品となったのでしょう。
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第4位 クロスゲーム
おすすめポイント
- 爽やかだけどほろ苦い王道青春漫画
- あだち充入門におすすめの作品
- 1巻目から大号泣
あらすじ
主人公はスポーツ用品店・キタムラスポーツの一人息子である樹多村 光。近所のバッティングセンターを営む月島家とは家族ぐるみの付き合いであり、同い年の若葉とは特に親しかったが、その反面1歳年下の青葉とは犬猿の仲だった。
初めは野球に興味がなかったコウだが、青葉の投球フォームを見て憧れ、人知れずトレーニングを始める。
あだち先生の作品の中でも1巻目にしてここまで引き込まれる作品はないでしょう。
最初に何を読めばいいかわからないあなたはクロスゲームから読むのがおすすめです。
幼馴染で大好きだった若葉の妹である青葉の投球フォームに惚れ込んだ主人公のコウが、女子で甲子園に出場できない青葉の代わりに甲子園を目指すストーリーは胸熱です。
アニメでは絢香が主題歌を歌っているのですが、作品とマッチしすぎていてマジで涙が出そうになります。
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第3位 H2
おすすめポイント
- タッチから6年ぶりの野球漫画
- タッチよりも野球がメインの作品
- あだち作品最強ピッチャー国見比呂
あらすじ
親友でありそしてライバルでもあるエース国見比呂とスラッガー橘英雄、比呂の幼なじみであり英雄のガールフレンドでもある雨宮ひかり、比呂が進学先の千川高校で出逢った古賀春華。名前の頭文字に「H」を持つ「2」人の野球少年であるヒーローと「2」人のヒロインを軸に話が展開する。
連載当時のサッカーが大人気である中、あえて書かれた王道野球漫画。
あだち先生は野球が「間のあるスポーツ」で、サッカーは選手が絶え間なく動く「間のないスポーツ」と表現し、「僕のマンガは”間”ばっかりだから(笑)」語っている。
本人が語るようにセリフがなくても感情が伝わってくるようなシーンが多い作品です。
タッチに比べて野球的要素が多めに盛り込まれているので野球好きはこの作品から読むのがいいかもしれません。
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第2位 タッチ
おすすめポイント
- あだち充の代表作
- 浅倉南は漫画界を代表するヒロイン
- きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。
メモ
上杉達也、上杉和也は双生児。スポーツにも勉強にも真剣に取り組む弟の和也に対して、要領はいいが何事にもいい加減な兄の達也。そして隣に住む同い年の浅倉南。3人は物心付く前から一緒に行動している、いわば幼馴染だった。思春期を迎えて互いが互いを異性として意識し始める。物語のスタート時、3人は中学3年生である。3人は気心の知れた家族のような間柄であったが、微妙な三角関係のまま明青学園高等部へ進む。
「タッチ」この作品の名前を聞いたことがない人はいないはず。
甲子園出場の直前に交通事故で亡くなってしまう弟の上杉和也の代わりに兄貴の上杉達也が甲子園を目指します。
おそらく多くの人が勘違いしているかも知れませんが、弟の和也が死んでしまうのは物語の序盤であり、そこから達也のストーリーが展開されていきます。
ネタバレしたくないのでこれ以上物語には触れませんが、「ああ、こりゃ人気でるわ」と思わず呟いてしまった超名作です。
「昭和の漫画でしょ」と敬遠してしまっているあなた!もったいないから絶対読んでくれ!
タッチは国内最大級の品揃え【DMMブックス】、漫画をイッキ!漫画全巻ドットコムでも読むことができます。
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第1位 ラフ
おすすめポイント
- 個人的ナンバーワンあだち充作品
- こんな青春したかった
- 思春期に絶対読んでほしい作品
- ラストがあだち充史上最高峰
- 登場人物のキャラが濃い
あらすじ
埼玉県の私立栄泉高校に入学した大和圭介は、水泳部に所属した矢先、飛び込みの部員の1年生二ノ宮亜美から「人殺し」と告げられる。2人の実家はともに和菓子屋で、祖父の代からライバル同士であったが、二ノ宮の祖父は新製品の開発で無理が祟って身体を壊し、「やまとに殺された」と告げて亡くなったのだ。
イタズラじみた嫌がらせをしてくる亜美に振り回される圭介だったが、亜美の本当の人柄に少しずつ触れていく。そんな中、上鷺寮で恒例となっている『1日デートの日』の代表者として選ばれたことから、圭介と亜美はデートすることになってしまう。最初は仲が良くない2人だったが、互いに幼馴染であったことが判明し、様々な出来事を経ながら次第に惹かれ合っていく。
個人的にあだち先生の最高峰だと確信している作品です。
スポーツ漫画の中でも珍しい水泳を主軸にしたストーリーですが、水泳を知らない僕でも入り込んでしまう作品でした。
作中でも紹介されているように「ラフ(Rough)」」というタイトルは「おおざっぱ」「未完成」「平でない道」などの意味を持つ言葉です。
そんなラフで未完成である若者たちのストーリーで、主人公である大和圭介の水泳そして恋愛のライバルである仲西弘樹との戦いが見どころです。
登場人物のキャラが立っており、中でも野球部で甲子園を目指す緒方剛のキャラが良すぎて読んでいる最中何度も「渋すぎやろぉ」と声を漏らしたのをおぼています。
また、ラストがあだち充史上最高峰であり全て読み終わった後に身震いをしてしまうような爽快感を感じました。
ラフは国内最大級の品揃え【DMMブックス】、漫画をイッキ!漫画全巻ドットコムでも読むことができます。