リアレコ筆者のリアムです。
今回は仕事の関係上、多い時には1週間に5人くらいのパート、アルバイトの求職者を面接する僕から採用者目線で「バイトを辞めたい皆さん」向けに記事を書いていきます。
先に結論を書きますと、タイトルにもあるように
辛かったり嫌なのであれば、すぐに辞めてしまっていいと思っています。
今回は嫌なバイトをすぐに辞めた方がいい理由を「採用者目線」「筆者の体験談」を交えて紹介していきます。
Contents
【採用者目線】バイトを辞めたい?辛いならすぐに辞めてしまいましょう
現在、なんらかのアルバイト、パートをしている皆さんは今の仕事楽しんでいますか?
おそらくこの記事を読んでくださっている多くの方は辞めたいと思っている人が多いはずです。
冒頭でも書きましたが、バイトが嫌で辛いならとっとと辞めてしまいましょう。
おそらくバイトをやめたくてもやめれない人はこんなことで悩んでいる人が多いと思います。
辞められない理由
まだ1週間しか働いていない
人手不足だから自分が辞めたら職場が困ってしまう
辞めたいけど理由、言い訳が思い付かない
めちゃくちゃよくわかります。
僕も学生の時、アルバイトをしていた時に所謂「ブラックバイト」をしていて常に辞めたいと思っていましたがズルズルと3年も働いてしまいました。
嫌なバイトを辞めなかったという後悔
いまだに学生時代に嫌なバイトを3年も続けてしまったことを後悔しています。
飲食系のアルバイトだったのですが、僕の場合はこんなことで辞めたくて仕方なかったです。
辛かったこと
社員のパワハラがキツい
超しんどい
103万円の壁対策のためタイムカードを2枚作成
社員のパワハラがキツい
大型ショッピングモールに入っているちょっと高級なレストランで働いていたのですが、ちょっと高級なレストランということもあり職人気質な従業員が多かったです。
そのうちの一人が社員の人が常にイライラしていてミスしたら怒鳴り散らすわ、物に当たるわ最悪でした。
印象的なエピソードとしてはその社員が上司に怒られたせいでイライラしていたようでマヨネーズをぶん投げて冷蔵庫の表面にぶちまけたの唖然と見ていたら「見とらんと片付けろぉおお!」とブチギレられ、冷蔵庫の掃除をさせられました。未だに夢にみる理不尽トラウマエピソードです。
超しんどい
レストランのキッチン担当でしたので、よく皿洗いの仕事をしました。
大型ショッピングモールの人気店なので、土日祝のランチタイムが死ぬほど忙しあったです。ある程度のスピードで皿を洗わないと食器が足りなくなったり、汚れた皿を置く場所がなくなったり常に超しんどかったです。
12時ごろには「ウェイティング50!(待ちのお客さん50組)」など平気で聞こえてきてまさに地獄の忙しさでした。
103万円の壁対策のためタイムカードを2枚作成
アルバイトには103万円の壁というものがあり、それ以上働いてしまうと所得税を納めなくてはいけなくなってしまいます。
10月の段階で90万近く稼いでいた僕は、これでバイトに行かずに済むぜ!とウキウキだったのですが
「リアム!お前高校生の弟いたよな?」
高校生の弟を在籍していることにしてタイムカードを2枚作るとこにより103万の壁を206万の壁に変えてしまおうという提案です。
どう考えても違法ですがこんなことが当たり前のようにまかり通っていました。
こんな感じで辞めたくて仕方なかったバイトでしたが3年間も続けてしまいました。
その当時から音楽に興味があって楽器屋とかレコードショップで働きたいと思っていたのですが、その時の僕にはバイトを辞めることができなかったのです。
僕は時間と心を3年間も無駄に使っていたのです。
採用者、面接官の本音
学生時代とは変わって現在、僕は人を採用する側の仕事をしています。
そんな中で気づいた採用者側の本音を書いていきます。
採用者の本音
バックれるなら早めにして欲しい
辞めるのは仕方ない
アルバイトにそこまで期待していない
クビにするのは難しい
バックれるなら早めにして欲しい
あくまでアルバイトに限った話ですが、今までに100人近く面接してきました。
面接をバックれる人もいましたし、初日にバックれる人もいましたし、入社して3日で辞めた人もいました。
また応募の電話に対して定員が埋まってしまったことを伝えるとそれまで丁寧な言葉遣いで話していた応募者が「なんやねん!時間返せアホ!」と言ってガチャ切りしてくることもありました。
正直、その時はかなり腹が立ちますが1分後にはどうでもよくなっています。
だって、そんな人と一緒に働きたくないじゃないですか。
当然バックれは迷惑です。
入社の書類を揃えたり、社内での手続きや制服の発注をした後にバックれられるとかなりメンタルやられます。
でもどうせバックれるなら、早めにバックれて欲しいです。
指導を経てやっと独り立ちしてきたときにバックれられるのが正直一番辛いです。
辞めるのは仕方ない
辞めるのは仕方ないです。
得意不得意がありますし、職場の人間関係に合わないことだってあります。
当然、状況によっては引き止めることはありますが、無理矢理長く働いてもらってもパフォーマンスが落ちたり、急に限界が来てバックれてしまうケースがあるからです。
社員の僕だって本当に仕事が嫌になったら辞めるつもりです。
それは僕に限らず多くの人が同じ考えを持っているはずです。
嫌なら入社から1日、3日、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と期間関係なく辞めてしまいましょう。
同じ時給1000円なら自分に向いていて辛くないことをやった方がいいに決まってるじゃないですか。
社員があなたが辞めるのを必死に引き止めるのはただのエゴです。単純にあなたがいなくなると困るから引き止めるのです。
あなたが幸せかどうかなんて関係ありません。そのくせにあなたの人生に責任を持ってくれるわけではありません。
あなたの人生なので、あなたが生きたいように生きましょう。
アルバイトにそこまで期待していない
そもそも今までそれなり面接をしてきた人からするとアルバイトに過度な期待は抱いていません。
初日にバックれたとしても「あー残念だわ。また求人出さなきゃなー。」くらいにしか考えていません。
アルバイトとはいえ給料をもらっている以上はプロというのをよく耳にします。
これは全くもってその通りで、確かにお金をもらっている以上はプロです。
でも、プロ野球選手、プロサッカー選手も本気で嫌になったら引退すると思います。
プロとして仕事を頑張る義務はありますが、プロだからその仕事を続けなきゃいけないというわけではないです。
クビにするのは難しい
一番面倒なのはダラダラ仕事をされることです。
辞めたいけど言い出せないから、とりあえず仕事するけどやる気は出ないのであればすぐに辞めて欲しいです。
アルバイトで毎日のように遅刻してきたり、当日欠勤をする人がいたとします。
採用者や会社側からすると正直かなり迷惑ですしクビにしたいと思うのですが、現代日本ではアルバイトとはいえ簡単に解雇することはできません。
心の底で辞めたいと思っていてダラダラやられるのであれば、本人から嫌なので辞めますと言われた方が100倍マシなのです。
辞めたいけど辞めれない、言い出せない
辞めたいけど辞めれない、言い出せない。
すごくよくわかります。
しかし、ここまで読んでいただいた皆さんには気づいていただけたかも知れませんが、採用者側からみてアルバイトにそこまで期待はしていません。
まだ1週間しか働いていない
→どうせ辞めたいなら早く辞めてくれた方が助かる
人手不足だから自分が辞めたら職場が困ってしまう
→それはあなたが考えることではなく、会社が解決しなくていけない問題
辞めたいけど理由、言い訳が思い付かない
→仕事を辞めるのに理由を言う必要はありません。辞めたいから辞めればいいのです。
バイトを辞めるとき最低限守って欲しいこと
ここまでバイトなんて嫌になったら辞めたらいいという内容の記事を書いてきましたが、採用者側からすると最低限守ってほしいルールがあります。
ポイント
できる限り就業規則に則って辞める
制服、入館カードは返却する(郵送でOK)
最低限辞めることが伝わるようにする
できる限り就業規則に則って辞める
会社によって辞める2週間、1ヶ月前などに告知する義務があると思います。
明日からもう行かないです。という人が多ですが、できる限り会社の就業規則に定められたルールで辞めてもらえると非常に助かります。
その間に引き継ぎや、人の採用ができるので。
制服、入館カードは返却する
制服、入館カードは必ず返却してください。
ものによりますが制服の場合、上下で1万円近くするものがあるので、そのまま持っていかれてしまうとかなりの痛手になってしまいます。
入館カードについては、そのショッピングモール、ホテル、ビルなどのルール等で返却がない場合は罰金があるケースがありので返却がないと非常に困ります。
最低限辞めることが伝わるようにする
バックレは基本的にはNGです。
会社によりますが退職届の提出がないと社内処理が面倒くさいケースがあります。
さらに最悪の場合、生存確認で実家に電話をしなくてはいけないケース等もあるらしいので辞めるときは最低限ラインでもいいので一報欲しいです。
どうしても辞めることを伝えられない人は今流行りの退職代行サービスでもいいので、連絡して欲しいです。
退職110番は弁護士法人が運営する退職代行サービスの中でも比較的安価でアルバイト、パートでも利用可能なサービスなので気なる人はクリックしてみてください。
最後に
今回は今回は嫌なバイトをすぐに辞めた方がいい理由を「採用者目線」「筆者の体験談」を交えて紹介しました。
当然、業界や状況によって多少違うところはあるかも知れませんが基本的には変わらないと思います。
嫌なバイトを続けて人生の無駄遣いはせずに、自分がしたいバイトをしましょう。
この記事が少しでもあなたの悩みを解決してくれることを願っています。